カンボジアのトゥクトゥクのおっさんの耳を疑った一言

「そんなん知ってんの?」っていう話。

世界一周し始めて2週間もたっていない頃だったかな。

タイからカンボジアに初めて陸路で国境越えをした。

陸路での国境越えって島国の日本人には馴染みがないと思うし、経験していない人がほとんどだと思う。

基本は飛行機と同じで出国手続きをして、国境を超えてから入国手続きをするだけなんですけど結構疲れるんですよ、これが。

当時確かタイからカンボジアまでツアーバスで200バーツとかで行けたんですよ。

日本円で600円ですよ。超安いっしょ。

でもこのバスが安かろう悪かろうで。

途中で何度も休憩に止まってその度に「タイのお金とカンボジアのお金をいいレートで両替するよ!」ってかなりしつこかった。

カンボジアではアメリカドルで支払いができることを知っていたので全部無視してたけど。

途中で何度も停まるもんだから到着予定時間よりかなり遅くなってカンボジアについたのは結構夜遅く。

そこでも宿紹介するよ!って人が寄ってくる。

こっちはもう宿決めてるからって断っても「こっちの方がいい」とか「こっちの方が安い」とかとにかくしつこい。

そんなこんなでやっと決めていた宿についたのはかなり遅くなっていた。

確か昼前には出てついたのが夜中。

かなり疲れていたのでその日はシャワー浴びて即寝。

次の日まだ疲れは残っていたけど観光することに。

適当に歩いているとカタコトだけど日本語が喋れるトゥクトゥクの運転手に話しかけられ、少し話していると、ここから1時間ぐらい離れている地雷博物館に連れて行ってくれると言う話になった。

値段交渉した結果、今いるところから1時間走って目的地について、そこで観光している間1時間ぐらい入り口で待っていてくれて、また1時間かけてここまで帰ってきてくれて全部で2ドルという話で落ち着いた。

そこまでしてくれて200円って安!!!!!!と思って早速目的地に向かうことに。

3時間で2ドルですよ。時給なんぼやねんって。ガソリン代もかかるし。

アンコールワットの街で街中にはビルとか綺麗なホテルもあるけど、トゥクトゥクで10分もすると何もない、舗装されていない道に出る。これがカンボジア。

空き地(と言うかだだっ広い荒地)もいっぱいあるけどいまだに地雷が埋まっているらしい。

20分ぐらい走るとスコールが降ってきた。

東南アジアではスコールは日常茶飯事で毎日のように降るけど、とにかく勢いがハンパない。

ザーとかじゃなくてダンッッッって感じの雨。

バケツをひっくり返したような雨とはまさにこのこと。

10分ぐらい降るとそのあとウソのように晴れて気温も40度近くまで上がる。

道が舗装されていないからぬかるみにハマって動けなくなって降りて後ろから押したり予定よりも時間がかかって2時間ぐらいかかって到着した。

この運転手のおっさんがめっちゃいいやつで、「ジカンカカッテスイマセン」とかめっちゃ謝ってくる。

いやいや、全然あなたのせいじゃないしここまでやってもらって2ドルはさすがに安すぎるな・・

と思い、博物館の入り口で売っていたビールを奢ってあげて一緒に飲むことにした。

「ホントニイインデスカ?アリガトゴザイマス」

祭りの屋台みたいにクーラーボックスに水と氷を張っていたのでビールはキンキンに冷えていた。

二人で乾杯して

「あ〜暑い時に飲むビールは最高やな〜」

とか言いながら飲んでいたらその運転手ビールをほぼ一気に飲み干して一言、

「あ〜五臓六腑に染み渡る〜」

って。

いやいや、なんでそんなん知ってんの?

どこで覚えたん?

さっきまでカタコトやったのにえらいはっきり言うたね。五臓六腑に染み渡るって。

そんな言葉日本に20年以上住んでる僕も一回も使ってことないよ。そしてこれからも多分使わんよ。

 

カンボジアのトゥクトゥクの運転手の話でした。ちゃんちゃん。

 

 

こんなくだらない話をPodcastでも配信しています。暇すぎて死にそうな時にでも聞いてください。

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